MS Excelを使いこなす

COUNTA（引数として選択されたセル範囲の中から、空白以外のセル数を数える）

　=COUNTA(範囲1,［範囲2］…)

範囲は「A1からA10まで」を例にすると「A1:A10」となる。

• ［COUNTA］関数は、ある特定範囲の［空白以外のセル］の数を数える関数です。
• この関数は［統計］に分類されています。
• COUNTA関数を実行する手順は以下の通りです。

1. COUNTA関数を実行したいセルをアクティブにします。
2. 数式バー左横の［関数の挿入］ボタンを左クリックして関数挿入のダイアログボックスを表示し、［COUNTA］を選択して［OK］を左クリックします。
3. 引数を設定するダイアログボックスが表示されます。

4. COUNTA関数の場合は、引数として範囲を設定する必要があります。
5. 範囲は左ドラッグして選択します。
6. 引数指定のダイアログボックスが表示されていてじゃまな場合は、（上図の赤丸で囲んだ部分）を左クリックすると、ダイアログボックスの表示を小さくする事が出来ます。

7. 表示を元に戻したい場合は、右端のを左クリックしてください。
8. 複数の範囲を選択したい場合は、［数値2］［数値3］を順に選択してください。
9. 範囲を選択し終わったら［OK］を左クリックすると関数が実行されて、空白以外の個数が表示されます。

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COUNTIF（引数として選択されたセル範囲中の空白以外のセルから、指令された条件に該当するセル数を数える）

　=COUNTIF(範囲,検索条件)

• COUNTIF関数は、選択した範囲の空白以外のセルから、指定された条件に合致するセルの個数を数える関数です。
• この関数は［統計］に分類されています。
• COUNTIF関数を実行する手順は以下の通りです。

1. COUNTＩＦ関数を実行したいセルをアクティブにします。
2. 数式バー左横の［関数の挿入］ボタンを左クリックして、関数挿入のダイアログボックスを表示し、［COUNTIF］を選択して［OK］を左クリックします。
3. 引数を設定するダイアログボックスが表示されます。

4. 範囲は左ドラッグして選択します。
5. 引数指定のダイアログボックスが表示されていてじゃまな場合は、（上図の赤丸で囲んだ部分）を左クリックすると、ダイアログボックスの表示を小さくする事が出来ます。

7. 表示を元に戻したい場合は、右端のを左クリックしてください。
8. 複数の範囲を選択する事は出来ません。

• 数式をオートフィルで再利用したい場合は、上図のようにセルに［絶対参照］を付けておきましょう。

9. COUNTIF関数では、検索条件の引数として「文字列」「数値」「数式」を指定する事が出来ます。

• ［文字列］は、上図のように「林檎」等の文字を入力します。
• この際、文字列は［"（ダブルクォーテーションマーク）］で囲む必要がありますが、ダイアログボックスでは自動的に補われます。
• ［数値］は、必ず半角数字で入力してください。
• ［式］は、以下の演算子を利用する事が可能です。
• 演算子の左辺がありませんが、COUNTIF関数で使われる条件式の左辺として、［範囲］が設定されています。
• 従って、［値A］と［式］との関係で定義された条件が、［範囲］中にいくつ該当するか求める事になります。
• この際、［式］は［"（ダブルクォーテーションマーク）］で囲む必要がありますが、ダイアログボックスでは自動的に補われます。

4. 引数を選択し終わったら［OK］を左クリックすると関数が実行されて、各評価に応じた人数が表示されます。

• 上図の用に、直接数式や文字列を入力する以外にも、［検索条件］に［セル番地］を指定する事も可能です。
• COUNTIF関数で多くの項目の数を数えたい場合は、セル番地を指定する方が効率的でしょう。
• 文字列の一部だけを利用して検索したい場合は、ワイルドカードを利用します。
• ワイルドカードには［?］と［*］との二種類有ります。
• 全国の都道府県を対象とした場合の検索例
• ［?］は、任意の一文字を意味します。
• ???県　→　神奈川県　和歌山県　鹿児島県　の三つが該当します。
• ［*］は、任意の文字列を意味します。
• *県　→　全ての県が該当します。

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