はじめに
日本や中国の暦(所謂旧暦)と、西洋の暦(ユリウス暦・グレゴリオ暦)とはそれぞれ暦の作成概念や方法が異なり、その表記もまちまちです。暦についての解説はこちら(suchowan's Home Page)
それぞれの暦の相互換算する場合、今までは陳垣の『二十史朔閏表』や『中西回史日暦』等の書物を利用して、手作業で暦の換算を行っていましたが、手作業ではどうしても計算ミスという可能性があります。このようなある意味機械的な作業こそ、コンピュータを利用してさっさと終わらせてしまいましょう。
幸い、インターネット上では、暦の換算に関するWebサイトが幾つか有ります。今回は、台湾中央研究院の提供する「両千年中西暦轉換」を利用してみましょう。ここは、A.D.1~2100までの範囲で換算を行ってくれます。
画面の説明
初めに、ここをクリックして、両千年中西暦轉換のWebサイトにアクセスします。以下の画像のようなWebページが表示されるはずです。
画面は[中暦轉西暦]と[西暦轉中暦]の上下二つの構造を持っています。[中暦轉西暦]では中国暦から西暦へ、[西暦轉中暦]では西暦から中国暦への変換をそれぞれ実行します。
もし、文字化けして表示されている場合は、メニューの[表示]→[エンコード]→([その他])→[繁体字中国語(BIG5)]を選択すれば、文字化けが解消されるはずです。
以下、各手順毎に表示されたページが、白紙或いは文字化け表示された場合も同様に、この操作を行ってください。
また、暦の換算が上手くできない場合には、[Ctrl]キーを押しながら、WWWブラウザの[更新]ボタンを左クリックして再読込し、再度各種設定をしてから換算作業を行うと、上手くいく場合が多いです。
では、[中暦轉西暦]、[西暦轉中暦]それぞれを別個に説明しましょう。