中華人民共和国の行政区画構造

中華人民共和国の行政区画は、以下の四級に分けられます。

第一級：省級

直轄市・省・自治区・特別行政区

第二級：地級

地級市・地区・自治州・盟

第三級：県級

市轄区・県級市・県・自治県・旗・自治旗・特区・林区

第四級：郷級

区公所・鎮・郷・蘇木・民族郷・民族蘇木・街道

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プレイスマーク一覧

上述のように、中華人民共和国の行政区画は第四級までありますが、ここでは第三級のデータまでを作成してあります。

また、行政区画の数が多いため、第一級行政区画毎にファイルを作成しました。

各級毎にフォルダを作成し、行政区画を配置しています。

中華人民共和国行政区画kmlデータ

省名	ファイル名
北京市	110000.kml
天津市	120000.kml
河北省	130000.kml
山西省	140000.kml
内蒙古自治区	150000.kml
遼寧省	210000.kml
吉林省	220000.kml
黒龍江省	230000.kml
上海市	310000.kml
江蘇省	320000.kml
浙江省	330000.kml
安徽省	340000.kml
福建省	350000.kml
江西省	360000.kml
山東省	370000.kml
河南省	410000.kml
湖北省	420000.kml
湖南省	430000.kml
広東省	440000.kml
広西壯族自治区	450000.kml
海南省	460000.kml
重慶市	500000.kml
四川省	510000.kml
貴州省	520000.kml
雲南省	530000.kml
西蔵自治区	540000.kml
陜西省	610000.kml
甘粛省	620000.kml
青海省	630000.kml
寧夏回族自治区	640000.kml
新疆維吾爾自治区	650000.kml
台湾省	710000.kml
香港特別行政区	810000.kml
澳門特別行政区	820000.kml

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使い方

1. 上記kmlファイルをクリックします。
2. Google Earthが起動し、kmlファイルを展開します。
3. ここでは、河南省（410000.kml）を開いてみました。
4. 高度が高い状態では、第一級行政区（アイコン：中抜き四角形）しか表示しないようにしてあります。
   
5. 高度を下げると、第二級行政区（アイコン：中黒塗り四角形）も表示されます。
   
6. 更に高度を下げると、第三級行政区（アイコン：中抜き二重丸）が表示されます。
   
7. 高度（実際には、画面表示ピクセル数で調整しています）に応じて、プレイスマークの表示形態を変えているのは、行政区画の数が多いため（第三級までの総計3200以上）、一度に表示してしまうと可読性が悪くなると判断したためです。
8. 各プレイスマークをクリックすると、バルーンが表示されます。
   
9. バルーンの内容は、下記凡例のSchemaData要素が対応します。
10. 各リンクをクリックすると、当該行政区、もしくはWikipedia中国語版（簡体字）へ移動します（画像は、上記バルーンの中原区をクリックした後に、中原区のバルーンが表示された状態）。
    

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プレイスマークの凡例

各行政区画のデータは、kmlファイルの、Simple SchemaとExtendedDataの記法に従って記述しています。

各Placemarkには、個別のid番号を付与しています（id番号は、中華人民共和国行政区画コード（GB2260）の番号を使用）。これにより、Google Earth上でのPlacemark同士のリンクを実現しています。

※中華人民共和国行政区画コード（GB2260）とは、中華人民共和国の県及び県以上の行政区画に附せられたコードで、中華人民共和国国家統計局より公布されたもので、6桁で構成されます。

ExtendedData要素の子要素であるSchemaData要素の説明

DivisionsName

行政区画の名称（簡体字）

TraditionnalChinese

行政区画の名称（繁体字）

DistrictCode

中華人民共和国行政区画コード（GB2260）の番号

Provinces

地区（東北・華北等）

Class

行政区画の省～縣級

Rank

画級の種別（省・省轄市・縣級市等）

HighClass

上位行政区

HighClassCode

上位行政区の行政区画コード

RulePlace

行政区人民政府所在地（下位行政区）

RulePlaceCode

行政区人民政府所在地の行政区画コード

WikipediaLink

Wikipedia簡体字中国語版へのリンク

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補足

本kmlデータは、山田が2006年度～2007年度に在籍した京都大学人文科学研究所付属漢字情報研究センター（21世紀COE研究員として在籍）時代に進めていた、唐代知識ベースプロジェクトで蓄積していた地理関係データを元に作成しています。

上記プロジェクトの遂行に当たっては、人文科学研究所のT・Y両先生、当時同僚だったS・Y両氏、また実際のデータ入力をしていただいたU・H・O氏の協力をいただいています。また、嘗て当該プロジェクトの研究員でもあったA氏には多くのアドバイスをいただきました。

但し、何れも山田の責任において、適宜調整を施しています。そのため、参考資料との情報のずれが生じている可能性があります。その旨ご了承下さい。

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